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圧倒的に記憶の定着を促す勉強法

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シホウ
このサイトの監修者情報
「最小限の独力で最大の成果」を理念に司法試験、予備試験に合格するための勉強法を研究し、予備試験に合格(論文300番台、口述2桁)。翌年1発で司法試験に合格(総合順位100番台)。現在は弁護士として企業法務系法律事務所に所属しながら、司法試験、予備試験に合格するためのノウハウを発信する。

今回は、圧倒的に記憶の定着を促す勉強法について解説したいと思います。

記憶が苦手という方、試験直前で暗記が間に合わないという方に試していただきたい方法です。私は、日常的にこの勉強法を取り入れたおかげで、難解試験の予備試験に合格しました。

目次
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初めに

 司法試験・予備試験の勉強法に関する記事として以下のものがあります。参考にしてみてください。

では、解説に移りたいと思います。

圧倒的に記憶の定着を促す勉強法

圧倒的に記憶の定着を促す勉強法とは、小テストの作成と解答を繰り返す勉強法のことです。以下、小テスト勉強法とします。

この小テスト勉強法を実践すれば、記憶の定着が促されます。

記憶のメカニズム

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まずは、記憶のメカニズムを簡単に説明しましょう。

短期記憶と長期記憶

記憶には、大きく①短期記憶②長期記憶があります。

短期記憶とは、一時的に保持される小さな容量の記憶のことを言います。例えば、電話をかけるために一時的に電話番号を覚える場合などが、短期記憶に当たります。他方、 長期記憶とは、長期的に保持される大きな容量の記憶のことを言います。例えば、小学校時代にお世話になった先生のことや、過去に行った旅行先とかを何年経っても覚えていたりしますが、これが長期記憶に当たります。

この記憶の二分論は、非常に有名な話ですが、忘れられがちなことがあります。それは、短期記憶として保持される記憶は、容量が小さく、長期記憶として保持される記憶は、容量が大きいという点です。

試験勉強をする際に、よく「短期記憶を長期記憶に移行しろ」っていう話はよくされますが、「記憶の保持時間」ばかり強調されることが多いです。しかし、同等以上に大切なのは、記憶容量の点です。予備試験や司法試験を乗り越えるには、膨大な知識を記憶し、それらを自由に扱えるようにならなければなりません。このためには、膨大な量を長期間保持できる長期記憶が不可欠なのです。

短期記憶を長期記憶に移行する方法

記憶のプロセスを分解すると、記銘→保持→想起の過程に分解することが出来ます。例えば、基本書や授業の受講が「記銘」に当たります。  「保持」とは、記銘した情報を頭の中で保っている状態です。そして、「想起」とは、保持されている情報を探索して思い出すことを言います。短期記憶を長期記憶に移行するには、この「想起」の過程を繰り返すことが有効であることが科学的に認められています。私は、この「想起」を繰り返す勉強法こそが、圧倒的に記憶の定着を促す勉強法だと考えています。実際には、普段の勉強に「小テスト」を取り入れることで、実現しています。

小テスト勉強法の内容

小テスト勉強法のやり方は、簡単です。暗記したい事項に関する小テストを自作して、時間を開けて自ら、その問題を解くというものです。 

小テストの自作は、「記銘」の過程に当たり、小テストの解答は、「想起」の過程に当たります。

小テスト勉強法は、このように「記銘」と「想起」を繰り返す勉強法なので、記憶の定着が促されるというわけです。

今すぐに実践できる勉強法ですので、是非トライしてみてください。

まとめ

圧倒的に記憶の定着を促す勉強法について解説しました。

皆様の勉強の参考になれば幸いです。

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この記事を書いた人

「最小限の努力で最大の成果」を理念に司法試験、予備試験に合格するための勉強法を研究し、予備試験に合格(論文300台位、口述2桁)し、翌年1発で司法試験に合格(総合順位100番台)。現在は弁護士として企業法務系法律事務所に所属しながら、司法試験、予備試験に合格するためのノウハウを発信する。

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