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司法試験予備試験 短答試験の「目標点数」と「対策」

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シホウ
このサイトの監修者情報
「最小限の独力で最大の成果」を理念に司法試験、予備試験に合格するための勉強法を研究し、予備試験に合格(論文300番台、口述2桁)。翌年1発で司法試験に合格(総合順位100番台)。現在は弁護士として企業法務系法律事務所に所属しながら、司法試験、予備試験に合格するためのノウハウを発信する。

今回は、予備試験の短答試験対策についてです。予備試験の最初の関門である短答式試験です。というのも、出題範囲が広いため、効率よく勉強しなければ、なかなか合格できないからです。それでも、短答式試験はしい方向で正しい努力をすれば、必ず合格することができる試験で

以下、予備試験の短答式試験を突破するための「点数」と「具体的な対策」について解説したいと思います。

予備試験のメリット、デメリット予備試験の概要、予備試験の難易度なども解説をしていますので合わせてご確認ください。

目次
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短答式試験の概要と目標点 

まずは、短答式試験の概要について説明したいと思います。

短答式試験はマーク式試験が8科目もあります。8科目とは、憲法、行政法、民法、民事訴訟法、商法、刑法、刑事訴訟法、一般教養です。

一般教養が60点満点で、それ以外が30点満点、計270点満点の試験となります。

平成30年度の合格点は、160点であり、例年160点から170点で推移しています。受験生としては、合格のためには170点を狙うのが無難です。点数の割合に関してもう少し細かく見ていきます。

一般教養の点数

一般教養は、満点が60点と一見得点獲得に貢献できそうですが、実はコストパフォーマンスが良くありません。出題範囲は広範囲に渡るにもかかわらず、対策しなくても解ける論理問題などが複数出題されるからです。

一般教養が得意な人にとっては得点源となります。しかし、「広い範囲の中から分かる問題の出題される可能性」と、「倫理問題が含まれていて勉強していなくてもある程度解ける問題がある」ということから、そうで無い人はわざわざ一般教養を対策するのはコスパが悪いので優先順位は低いです

特に勉強しなくても、少なくとも16点以上、だいたいの人は、20点をとることが出来ると思います。ここでは、16点獲得したと仮定します。次は法律科目です。

法律科目の点数

一般教養で16点取れることを仮定して、法律科目7科目では154点を取ることが目標となります

つまり、1科目あたり22点が目標です

1科目22点=正答率約7割3分ということになります。

この22点は、決して難しくありません

私の感覚からすると、論文知識が備わっていれば、18点は取れます。その上で、短答対策をして、プラス4点取れればいいくらいです。そんな難しいことではありません。しっかり対策をすれば乗り越えることができます。以下で具体的な対策を解説していきます。

具体的な対策 

次に、具体的な対策方法ですが、基本的に「過去問を潰す」ことが王道の勉強法です

短答式の答練や、短答式試験用の講座なども予備校で販売されています。しかし、個人的には過去問を「潰せば」十分だと考えます

私の場合、初めて短答式に合格した時は以下のように勉強しました。

・司法試験と予備試験の7年分の過去問を2周

・最終合格したその翌年にはプラス1周

7年分といっても各科目200問くらいあります。膨大な量ですので、効率的に潰していく必要があります。

ここで重要なのは、「潰す」という解き方です。過去問をとりあえずや何となくで解いて、解説を読み理解したというだけでは少し足りないです。曖昧な理解が本番で間違えてしまう原因になってしまいます。短答式試験では、「正確な知識が本番での武器」になるのです。

もう一歩理解をし、問題に対して理由付きで正誤を判断できるレベルまで持っていかなければなりません。この状態が「潰す」という状態です。

ここまでくれば確実に合格できるレベルです

このように、短答試験では過去問を通して、「当該問題の正誤を理由付きで判別できる」が必要になります。どのようにして、確実に合格できるレベルまで仕上げるのかを以下で説明します。

確実に合格できるレベルまで仕上げる

私の場合は、以下教材を利用してある勉強法行い、効率良く合格できるレベルに達することが出来ました。効率良く行うために少し工夫を加えたのです。

使用教材は、「短答過去問パーフェクト」と「択一六法」です。詳細は以下を確認してください。

司法試験&予備試験 短答過去問パーフェクト〈4〉民事系民法2〈2020年(令和2年)対策)

2020年版 司法試験&予備試験 完全整理択一六法 民法【逐条型テキスト】<条文・判例の整理から過去出題情報まで> (司法試験&予備試験対策シリーズ)

 なお、司法試験の短答対策では、こちらの記事にある、アガルートの講座を使用していました。

では、工夫した過去問演習のやり方をご紹介します

3つのマークを使って、復習の便宜を図りました。

・間違えた問題には×マーク

・正解したが正誤の理由までは分からない問題は△マーク

・全肢の正誤と理由まで分かる場合には⚪︎マーク

これらはありがちな勉強法ですが、こうすることで、復習するべき問題が一目で分かります。例えば、特に苦手な問題のみ復習したいときは、×マークの問題のみ復習します。そして、再解答の際に、△または○となれば、×マークの下に、書き足して行きます。

こうすれば、問題と解いた回数も明白となります。

そして、次が大切です過去問の自分が間違えた箇所について『択一六法』にもマークしていきます。こうするとことで、マークのある場所は一度解いて間違えた箇所ということが明らかになります。

本番前は、マーク箇所を一つ一つ確認していくことで、総復習をすることが出来ます。自分用の復習用まとめの完成です。

以上が、私のやり方です。もちろん各人の方法で良いと思います。

短答式対策は、正直辛いですが、努力が必ず実る試験です。根気強く、淡々とやるしかありません。

「いかに効率良く確実に合格できるレベルに達するか」が大切です

特定の単元ばかりやっていてもいけません。トータルとして「確実に合格できるレベル」に達しなければなりません。

短答式試験に合格すれば、次は論文式試験です。

次回は、司法試験予備試験の試験対策【論文・総論】をご紹介します。

短答知識を高速で習得したいですか

そんな方は私も受講したアガルートの「短答知識完成講座」がおすすめです。

面倒な勉強はさっさと終わらせて論文対策を楽しみましょう!

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この記事を書いた人

「最小限の努力で最大の成果」を理念に司法試験、予備試験に合格するための勉強法を研究し、予備試験に合格(論文300台位、口述2桁)し、翌年1発で司法試験に合格(総合順位100番台)。現在は弁護士として企業法務系法律事務所に所属しながら、司法試験、予備試験に合格するためのノウハウを発信する。

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