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【小説で法律】面白くかつ勉強になるオススメの法律系小説【弁護士、検察官、裁判官etc】

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シホウ
このサイトの監修者情報
「最小限の独力で最大の成果」を理念に司法試験、予備試験に合格するための勉強法を研究し、予備試験に合格(論文300番台、口述2桁)。翌年1発で司法試験に合格(総合順位100番台)。現在は弁護士として企業法務系法律事務所に所属しながら、司法試験、予備試験に合格するためのノウハウを発信する。

この記事では、面白く、かつ法律に関係するオススメの小説を紹介したいと思います。

どうせ小説を読むのならば、法律の勉強にもなるような小説を読みたいという方は少なくないと思います。そういう方向けに、今回は、法律系の小説をセレクト致しました。

既にご存知のもの多いかもしれませんが、チェックしてみてください。

目次
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『砂漠』

法学部生を主人公にした伊坂幸太郎の小説です。

法学部への進学を考えている高校生が読めば、必ず法学部に行きたいと思うはずです。法学部生なら、本書を読むと、こういう生活を送りたいと思うのではないでしょうか。

いつか、映画化されるんじゃないかな〜

【内容紹介】

仙台市の大学に進学した春、なにごとにもさめた青年の北村は四人の学生と知り合った。少し軽薄な鳥井、不思議な力が使える南、とびきり美人の東堂、極端に熱くまっすぐな西嶋。麻雀に勤しみ合コンに励み、犯罪者だって追いかける。一瞬で過ぎる日常は、光と痛みと、小さな奇跡でできていた―。実業之日本社文庫限定の書き下ろしあとがき収録!明日の自分が愛おしくなる、一生モノの物語。

(「BOOK」データベースより)
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『小説で読む民事訴訟法1・2』

本書は、小説を読みながら民事訴訟法の基礎基本を学習することができるように書かれたものです。

主人公は、法学部生で、この法学部生がバイト先の法律事務所で様々な事件と遭遇し、その中で、民事訴訟法上の基本概念を学習していきます。

もちろん、小説として楽しむことができますし、実際に弁護士の実務がどのような流れで行われているのかを理解することができます。

理解の難しい民事訴訟法ですが、初めの一冊にいかがでしょうか。

ちなみに、アガルートの工藤講師は、本書を民訴の参考書に指定しているようです。

初学者には本当に読んでもらいたい一冊です。民訴アレルギーから脱却しましょう。

【内容紹介】

民訴が眠素でなくなる7つの物語。大学3年生の主人公が、アルバイト先の法律事務所で、事件や裁判実務を体験していく姿を通して、読者にも、民事訴訟法・民事裁判への具体的なイメージが湧くように工夫した。(「BOOK」データベースより)

 読者から圧倒的支持を得たシリーズ第2弾!ロースクール3年生になった主人公が、論文の書き方などを学ぶゼミを通じて成長する姿を描いた民事訴訟法の物語。

(「BOOK」データベースより)
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法科大学院のリアルな口コミはこちら

あわせて読みたい

『小説で読む行政事件訴訟法』

前作を超える名作です。小説としての出来も良くなっています。

行政事件訴訟は、馴染みのない方も多いと思いますが、本書を読めば行政事件訴訟の概観をつかむことができます。

「小説で読むシリーズ」は特に、法学部の方、ロースクール生におすすめです。主人公の設定が法科大学院生ですから親近感を持って作品に入り込めると思います。

行政法の入門書を読み始める前に、まずは本書で楽しみながら行政法事件訴訟法の概観を掴まれると良いかと思います。

【内容紹介】

法科大学院3年生の主人公が、研修先の法律事務所で、事件や裁判実務を体験していく姿を通して、行政事件訴訟法・民事訴訟法・税務訴訟の具体的なイメージが湧くように工夫した。

(「BOOK」データベースより)

『代償』

『代償』は、小栗旬主演でドラマ化されたことで有名でご存じの方も多いかと思いますが、ドラマ版はなかなか胸糞悪いものでした笑。小説版ももちろん…笑

主人公少年に度々降りかかる不幸な事故。その全てが、友達の達也に仕組まれているかもしれないと気づき始める主人公。しかし、決して尻尾を掴ませない達也。

そんな二人が大人になり今度は弁護士と被告人として再開します。しかし、これが本当の悪夢の始まりでした……

手に汗握る展開で、主人公に深く同情します。

法律に触れられる部分は少ないですが、小説としてはかなり面白いです。一気読み不可避の小説だと思います。

【内容紹介】

平凡な家庭で育った小学生の圭輔は、ある不幸な事故をきっかけに、遠縁で同学年の達也と暮らすことに。運命は一転、過酷な思春期を送った圭輔は、長じて弁護士となるが、逮捕された達也から依頼が舞い込む。「私は無実の罪で逮捕されました。どうか、お願いです。私の弁護をしていただけないでしょうか」。裁判を弄ぶ達也、巧妙に仕組まれた罠。追いつめられた圭輔は、この悪に対峙できるのか?衝撃と断罪のサスペンスミステリ。

「BOOK」データベースより
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『法廷遊戯』

映画化もされた原作の小説です。

作家五十嵐律人の作品『法廷遊戯』は、五十嵐先生が持つ実際の法律のバックグラウンドを反映しており、メフィスト賞を受賞しています。

五十嵐先生は現役の弁護士です。1990年生まれの若手の先生です。弁護士と作家の両方で活躍されている方の作品のため、法制度や裁判に関する描写は細かくリアルです。

作品の主人公は弁護士です。具体的には、物語の主役である久我清義は、評判の低いロースクールを卒業し、最近司法試験に合格したばかりの弁護士です。彼と幼なじみの織本美玲も同じ学校を出ており、司法修習を終えた直後に殺人容疑で逮捕されます。

二人は同じ児童養護施設で育ち、久我自身も過去に施設長を刺して傷害罪で告発された経験を持っています。彼らの同級生である結城馨は、予備試験に合格しているにもかかわらず同じロースクールに通っていました。

結城は「無辜ゲーム」という模擬法廷ゲームを創り出した異端の天才で、彼が殺人罪の犠牲者となります。この三人の法曹を目指す者たちの間で展開される物語は、法制度の細かな再現とリアルな法学教育の描写が魅力です。特に刑事裁判の手続きに興味がある読者には、一度、読まれると良いかと思います。

映画もおすすめです。

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『最後の証人』

柚月裕子のリーガル・サスペンス、『最後の証人』

『最後の証人』は、柚月裕子による鋭い筆致のリーガル・サスペンスで、彼女の佐方貞人シリーズの初作です。この作品では、かつて検事だった佐方貞人が新たなキャリアを弁護士としてスタートし、複雑な法廷戦を展開します。物語は、ホテルの一室で発生した刺殺事件の法廷で繰り広げられ、佐方が被告人の弁護を担当することになります。

この作品の面白い設定の一つは、佐方が12年ぶりに米崎地裁に戻ってきたことです。かつての彼の職場であり、今では立場が逆転しています。この逆転した立場から、佐方は事件の背後に隠された真実を解き明かすべく奮闘します。

物的証拠や状況証拠が被告人の有罪を示唆している中、彼は事件の単純な表層を超えた真実に挑むのです。

推薦と評価の重み

この作品の発表は、尊敬する作家横山秀夫の推薦文が帯に掲載されたことでさらに注目を集めました。

横山先生は推薦文をほとんど書かないことで知られている方でして、その稀有な推薦が柚月の作品に対する信頼と期待を物語っています。

柚月自身、この推薦が実現した際には信じられないほど驚いたと言います。このような背景が、作品への関心をより高め、その後の発行部数13万部を超える大成功につながりました。

さらに、2015年には、この小説を原作とするテレビドラマが放送され、佐方貞人シリーズの人気をさらに広げることに成功しました。ドラマ化されたことで、佐方貞人というキャラクターの魅力が新たなファン層にも伝わり、シリーズのファン層が拡大しました。

『最後の証人』は単なるサスペンス小説ではなく、法廷内外の人間ドラマ、正義の追求、そして複雑な人間関係の綾を見事に描いた作品です。法律や弁護士、検事、裁判官に関心がある方に是非、一読頂きたい一冊です。

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『検事の本懐』

続いても「佐方貞人シリーズ」からの紹介です。


『最後の証人』から続く佐方貞人シリーズの魅力と進化

佐方貞人シリーズの第2作が登場し、ファンからの熱い期待に応える形で展開されています。第1作『最後の証人』では、主人公・佐方貞人が弁護士としての腕前を魅せつけましたが、第2作では彼の検事時代に焦点を当てた物語が繰り広げられます。

このシリーズはもともとシリーズ化の予定はなかったようですが、『最後の証人』の出版後、読者からの強い支持と「続編を読みたい」という声が多く寄せられたため、著者もさらなる物語を語ることを決意。特に、佐方というキャラクターの多面性をもっと深く掘り下げたいという著者自身の思いが、新作の制作に繋がったようです。

物語の展開とキャラクターの深掘り

第2作では、前作と同様に法廷を舞台にすることが予定されていましたが、短編の形式ではすべてを描き切れないと判断されました。そのため、法廷に上がる前の事件、すなわち検事としての佐方の活躍を中心に描くことに。これにより、佐方の法曹としての根底に流れる正義感や葛藤が、よりリアルに、そして細やかに描かれています。

読みだせば「佐方」という人物に引き込まれていること間違いなしです。

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『イチケイのカラス』

本書は、小説ではなく、漫画です。非常にオススメなのでここで紹介させていただきます。

裁判所の刑事裁判を担当する部署、「第一刑事部」を舞台とした漫画。「刑事裁判」の手続きを学ぶことができるし、何より面白い。

事件解決型のよくある刑事ものではなく、刑事裁判を舞台にした「人間ドラマ」

裁判官も被告に裁かれている。

裁判官も一人の人間であり、悩むことはある。時には、感情的になることもある。

刑事裁判官の葛藤が描かれた人間ドラマです。本当にオススメですので、是非読んでみてください。

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ドラマ化、映画化もされています。アマゾンプライムで映画はみれるようです。アマゾンプライム会員でない方も、無料体験期間中に視聴すればゼロ円です。勉強の息抜きにいかがでしょうか。

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この記事を書いた人

「最小限の努力で最大の成果」を理念に司法試験、予備試験に合格するための勉強法を研究し、予備試験に合格(論文300台位、口述2桁)し、翌年1発で司法試験に合格(総合順位100番台)。現在は弁護士として企業法務系法律事務所に所属しながら、司法試験、予備試験に合格するためのノウハウを発信する。

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