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司法試験の発表から司法修習までの日程・過ごし方

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シホウ
このサイトの監修者情報
「最小限の独力で最大の成果」を理念に司法試験、予備試験に合格するための勉強法を研究し、予備試験に合格(論文300番台、口述2桁)。翌年1発で司法試験に合格(総合順位100番台)。現在は弁護士として企業法務系法律事務所に所属しながら、司法試験、予備試験に合格するためのノウハウを発信する。

今回は、司法試験の発表から司法修習までの日程に解説したいと思います。

司法試験の発表は、まだですが、今のうちに合格した場合の準備を始めておこうと思い、本記事の執筆を決めました。当然、不合格の場合の準備にも着手しています。

目次
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令和元年司法試験の合格発表の日時・掲示場所

令和元年の司法試験の合格発表は、9月10日(火)16:00に予定されています。

合格発表の確認方法は、法務省のホームページで確認する方法と掲示板で確認する方法があります。

例年、法務省司法試験合格発表掲示板と試験地に設置した法務省司法試験合格発表掲示板に掲示されているようです。各試験地に掲示板が設置されるみたいです。

平成30年度の掲示板設置場所は以下の通りでした。今年も同様の場所に掲示板が設置される可能性が高いです。

札幌市:札幌第三合同庁舎掲示板
仙台市:仙台高等検察庁掲示板
東京都:法務省司法試験合格発表掲示板
名古屋市:名古屋法務合同庁舎玄関前掲示板
大阪市:大阪中之島合同庁舎玄関前掲示板
広島市:広島法務総合庁舎掲示板
福岡市:福岡高等検察庁掲示板

私は、法務省のホームページで確認して仮に合格していたら掲示板を記念に観に行こうと思っています。

発表後の大まかなスケジュール

次は、発表後の大まかなスクジュールを確認してみましょう。

例年だと、

9月上旬:合格発表
9月中旬(発表から一週間後):司法修習生採用出願
10月中旬:事前課題の送付
11月下旬:採用発令
12月初旬:導入修習開始

このようなスケジュールのようです。順に簡単に説明していきます。

*必ず公式発表を確認してください。以下の説明は、例年の運用に基づくものです。

9月中旬:司法修習採用出願

合格発表後に最初に着手するべきことは、司法修習生採用出願です。この出願では、住民票、法科大学院等の成績証明書などを提出する必要があります。

提出締切は、例年発表後の一週間後のようですので、期限の確認は慎重に行いましょう。

司法修習採用出願から事前課題の送付までが、最後の長期休暇かもしれません。 

10月中旬:事前課題の送付

10月中旬に事前課題が送付されるみたいです。

例年、民事裁判、刑事裁判、検察、弁護の各科目から事前課題が出されています。

提出締切は、例年11月中旬のようです。

11月下旬:採用発令

令和元年の場合は、11月27日が採用内定発令日とされています。

POINT
1修習生採用の申込みは発表から一週間以内
2採用申込みから事前課題の送付までは、最後の長期休暇?

 令和元年の司法試験の受験状況

さてここからは、私も受験した令和元年司法試験の受験状況を確認したいと思います。

採点対象者

採点対象者は、4429人です。採点対象者とは、受験者数から途中欠席者を除いた数、つまり、全科目を受験した人数です。

ちなみに前年の採点対象者数は、5200人です。前年から約15パーセント減です。

選択科目トップは、労働法

今年も労働法選択者が一番多かったようです。割合にして29.3パーセント。二番手が経済法で、17.8パーセント。経済法が二番人気というのは、個人的にかなり驚きです。

労働法:1299人(29.3パーセント)
経済法:789人(17.8パーセント)
倒産法:608人(13.7パーセント)
知的財産法:597人(13.5パーセント)
国際私法:492人(11.1パーセント)
租税法:329人(7.4パーセント)
環境法:256人(5.8パーセント)
国際公法:59人(1.3パーセント)

短答試験合格者数

3287人が短答試験に合格しています。上記採点対象者の約74パーセントが短答式試験に合格しています。前年の短答式試験合格者数は、3669人なので、382人減約10パーセント減となりました。

前年より採点対象者が15パーセント減であるにもかかわらず、短答式試験合格者は、10パーセント減に止まっています。

前年の司法試験合格率

前年の司法試験合格者は、1525人でした。

そのため、

①受験予定者の合格率は、約27パーセント、

②受験者の合格率は、合格率は約29パーセント、

③短答式試験合格者の論文合格率は、約41.6パーセント

となります。

令和元年の司法試験の合格者数予想

個人的には、合格率は維持されるのではないかと考えています。問題となるのは、どのように算出される合格率を維持するのかです。

①の合格率が維持されるとすれば、約1323人

②の合格率が維持されるとすれば、約1295人

③の合格率が維持されるとすれば、約1367人

個人的には、③の合格率が維持されるのではないかと考えています。短答式試験の合格率が前年より高くなっているのも、合格者数を極力減らさず、合格者のレベルを維持するための措置だと思われますし、合格者のレベルを担保するには、短答式試験合格者の合格率を維持するのが妥当だと考えるからです。

1500人は切ってくると思います。

最後に

いかがでしょうか。そろそろ司法試験の発表を気にする時期になってきました。

今振り返ると、不合格なんじゃないかなと思っています。いずれにしろ、発表後に向けて準備を始めると良いかもしれません。

司法試験後から発表までの過ごし方も参考にしてみて下さい。

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この記事を書いた人

「最小限の努力で最大の成果」を理念に司法試験、予備試験に合格するための勉強法を研究し、予備試験に合格(論文300台位、口述2桁)し、翌年1発で司法試験に合格(総合順位100番台)。現在は弁護士として企業法務系法律事務所に所属しながら、司法試験、予備試験に合格するためのノウハウを発信する。

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