今回は、スマホを勉強効率化ツールにする方法、オススメのアプリ及びその使用方法を解説させて頂きます。私のスマホがIPhoneなので、解説もIPhoneを前提としますが、アンドロイドユーザーにも参考になると思います。実際に使い続けている勉強アプリをご紹介します。ほとんどが無料のアプリです。
私は、勉強の効率化を徹底することで、凡人ながら最難関試験である予備試験に合格することが出来ました。勉強時間を消費しがちなスマホですが、アプリを使って、司法試験の勉強を効率化を図ることが出来ます。
勉強の邪魔になるアプリを削除or使用制限
スマホを勉強効率化ツールにするには、まず、スマホのマイナス面をなくしましょう。娯楽系のアプリや漫然と時間を消費してしまうアプリを削除または使用を制限しましょう。
私も、司法試験直前期は、youtube、ニュースアプリ、プライムvideoを削除し、ツイッターはスクリーンタイムで使用時間制限をかけていました。
また、通知も原則オフにしましょう。勉強中に通知が鳴るとそれだけで集中が切れてしまいます。私の場合、リマインダーの通知のみ有効にしていました。
徹底的に勉強を阻害するアプリを消去・制限してください。
勉強特化の画面を作成
iPhoneに勉強に特化した画面を用意していました。勉強に関係ないアプリが目に入るだけで、余計なことを考えてしまうものです。目に入らないように勉強特化の画面を用意しましょう。
Dock部分も勉強に必要なものだけにすると良いと思います。
勉強効率化アプリ
勉強効率化アプリ『ポモドーロ』
ポモドーロ・テクニック用に開発されたタイマーです。
ポモドーロ・テクニックとは、時間管理術の一つです。短時間の作業と休憩を繰り返すことで、生産性を上げることを目的とした時間術です。このポモドーロ・テクニックの司法試験の勉強への取り入れ方については後日記事にしたいと思っています。
ここでは簡潔に留めますが、私の場合、条文素読や短答過去問の演習の際に、ポモドーロを取り入れていました。作業系の勉強には、ポモドーロテクニックが効果抜群です。その他の活用法については、後日の記事を参照してください。
そして、『ポモドーロ』アプリを使えば、簡単にポモドーロテクニックを実行することが出来ます。作業時間と休憩時間をカスタマイズできますし、途中で長い休憩を入れることも出来ます。また、作業時間をこなした回数を日単位で確認することも出来ます。勉強時間の管理にも役に立ちます。
【追記2020年5月26日】
現在は、アップルウォッチの純正のタイマーアプリを使って、ポモドーロ勉強法をしています。アップルウォッチを持っている方は、純正のタイマーアプリが一番使いやすいと思いますよ。
私は、旧版のシリーズ3を使っていますが、全然使えます。アップルウォッチで必要な通知を確認することができるので、スマホを見る時間が激減しました。
また、タイマーやストップウォッチをワンタップ、ツータップで起動できるので、非常に便利です。アップルウォッチを使った勉強法に関してもまた記事にさせて頂く予定です。シリーズ3に関しては、かなりコスパが良いので、興味がある方は、下記リンクをクリックして商品の詳細を確認してみてください。
勉強効率化アプリ『トレーニングタイマー』
『トレーニングタイマー』は、筋トレやフィットネス用に開発されたタイマーアプリです。トレーニング時間とインターバル時間を自分好みにカスタマイズすることが出来ます。この点で、『ポモドーロ』アプリと同様と言えます。
しかし、私は、このアプリを、勉強以外の時間を管理するために使用していました。例えば、日常の雑務処理に使用していました。勉強の効率化をするためには、勉強をしていない時間の使い方も重要となってきます。この点についても後日記事にしたいと思います。
このアプリは、長さの異なる作業時間や、インターバル時間を自分好みにカスタマイズ出来ることです。『ポモドーロ』と異なり、10分(作業)→2分(インターバル)→15分(作業)→10分(インターバル)…など、一連の流れを一個の”トレーニング”として管理できることです。筋トレ用などに開発されているためでしょう。
私の使用方法の一つをお話します。私は、お風呂に入る前に、掃除、皿洗い、ゴミ出し(夜間でも出せるマンションのため)をしています。翌日の生活空間を快適にして勉強に集中するためにも重要な家事です。
ただ、面倒と感じることが多いですよね。そこで、5分(掃除)→皿洗い(10分)→ゴミ出し(5分)の”トレーニング”を作成し一気に処理するようにしていました。時間を限定されると、なぜかやる気が出ますし、わずか20分で面倒な雑務を処理できるので意外とおすすめです。また、毎日、継続し習慣化しておくとより楽に雑務を処理できます。
勉強効率化アプリ『GoodNotes』
このアプリの良さについては、IPad勉強法のところで解説済みですが、スマホ版アプリは、もっぱらPDFの閲覧用です。IPad Proで編集したPDFを閲覧するためにダウンロードしました。
勉強効率化アプリ『Evernote』
Evernoteも使用していました。こちらは、主に、パソコンのevernoteで作成した講義録を閲覧するように使用していました。授業の講義録を作成するように使用していました。ロースクールの授業は、基本的に進行が早いので、手書きだと間に合わないことが少なくありません。そこで、授業講義録は、パソコンで作成していました。
また、スマホ版アプリでも当然編集ができるので、パソコンで作成した講義録を加筆編集することもありました。
ワードで作成している方も多いですが、個人的にはevernoteがおすすめです。
【追記】2020年6月1日
資格スクエアが、司法試験・予備試験の短答式試験対策のアプリをリリースしています。このアプリは、完全無料であり、かつ、ハイクオリティーです。非常にお勧めのアプリです。詳細は、下記記事で解説していますので、参考にしくてださい。無料で勉強ができる良い時代になりましたね。
超オススメはこの二つ
ここまでは、まぁこういうアプリもあるよねって感じだったかもしれません。ここからは、あまり知られていないけど、非常に有能はアプリをご紹介します。
勉強効率化アプリ『ITthoughts』
まずは『IThoughts』です。これは、マインドマップの作成に特化したアプリです。マインドマップの有効性は、科学的にも証明されています。
暗記したい事項があれば、『IThought』でマインドマップを作成していました。マインドマップとは、紙の中央に主題を書き、そこから放射線状に主題に関連する事項を展開して思考を整理す方法です。
手書きで作成する方が効果的とおっしゃる方もいますが、手書きだと時間がかかりすぎます。また、マインドマップのメリットは、頭の中の思考を視覚化することにあります。そうすると、必ずしも手書きである必要はありません。
私の使用方法はこうです。まず、暗記したい事項についてマインドマップを作成し、声を出しながら暗記に努めます。その後、時間をあけて覚えているかテストします。『IThoughts』は、枝部分を閉じる機能が付いています。幹の部分だけ見て、枝部分を思い出せるか、テストすることが出来るようになっています。
暗記(記銘)→テスト(想起)の繰り返しが、記憶の定着を促すことはこのブログですでに言及しているところですが、『IThoughts』を使えば、簡単に記銘→想起を繰り返すことができます。
勉強効率化アプリ『超自分管理リズムケア』
このアプリはあまり知られていないのではないでしょうか。私が、一番オススメする勉強効率化アプリです。無料アプリです。個人的には、広告なしの有料版が欲しいですが、無料版しかないのが唯一残念なところです。
それを踏まえても超オススメのアプリです。解説していきましょう。
”ライフログ”アプリです。リズムケアを使えば、日常のあらゆることを簡単に記録でき、またタスクの達成状況や、過去の記録を簡単にチェックすることができます。
基本的には、体重や、支出、便通など日常生活のあらゆることを管理するためのアプリですが、勉強に特化して使うことも出来ます。
今回は、このライフログアプリを勉強効率化のために活用する方法を大公開したいと思います。
と思っていたのですが、、、
大変恐縮ですが、このアプリの解説だけで1記事程度かけるので、後日記事にさせて頂きます。興味がある方は、無料ですのでダウンローしていろいろ試して見てください。
すいませんが宜しくお願い致します。
最後に
今回は、勉強効率化アプリについて解説させて頂きました。リズムケアの使用方法については、後日公開します。本日、紹介したアプリは、私が実際に使用して、勉強の効率化に寄与したアプリです。
『IThoughts』は有料なので、オススメしづらいですが、その他は無料で使用できるので、是非、ご自身で使用してみてください。また、ご自身の勉強法を改善したいという方は、勉強法のオススメの本10選をご覧ください。私が、勉強法を改善して予備試験に合格するきっかけとなった本を紹介しています。
アプリで勉強をどれだけ効率化することができるのか。考えたことがなかった方は、是非今回、紹介したアプリをダウンロードをして実際に試してみてください。そして、スマホを勉強効率化の最強のツールにしていきましょう。