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ロースクール入学前の準備・やっておくべきこと【ロースクール卒業生が解説】

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シホウ
このサイトの監修者情報
「最小限の独力で最大の成果」を理念に司法試験、予備試験に合格するための勉強法を研究し、予備試験に合格(論文300番台、口述2桁)。翌年1発で司法試験に合格(総合順位100番台)。現在は弁護士として企業法務系法律事務所に所属しながら、司法試験、予備試験に合格するためのノウハウを発信する。

今回は、ロースクール入学前に準備しておくべきこと、やっておくべきことに関して解説したいと思います。やるべき事とやっておくとベターなものに分けて解説したいと思います。

ロースクール入試が終わり、何をしようか悩んでいる方も多いと思います。そんな方の参考になれば幸いです。

目次
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やるべき事

とにかく当該ロースクールの情報を収集する

ロースクールの入学が決まったら、当該ロースクールの情報を徹底して集めましょう。どういう授業を開講していて、どのような教授がいるのか。

特に入学してすぐの学期にどのような授業があり、週のコマ数は、どのくらいになるのかをリサーチしておくと良いと思います。

ロースクール入学してすぐの期間は、かなり忙しくなるので、入学前にどれくらい忙しくなるのか想定しておくべきです。

当該ロースクールのホームページ、SNS、先輩に聞くなどして、とにかく情報を集めて下さい。

この時点で、先輩とのパイプが出来るとかなり有利になると思います。ロースクールは、情報戦なので、情弱は淘汰されがちです。気をつけて下さい。

副次的目標を決める

ロースクール入学の主たる目標は、司法試験合格です。これが絶対的な目標です。しかし、個人的には副次的な目標を設定しておくと良いと思います。せっかく、2〜3年間、学生生活を延長出来るのですから、司法試験の合格のためだけに過ごすのはもったいないと思います。

例えば、どのような法曹になりたいのかを考えて、そこから逆算して何をすべきか考えるのも良いでしょう。

仮に、企業法務に特化した大手法律事務所で働きたいのであれば、ロースクール生のうちに、サマークラークや事務所訪問などをしてアピールしておく必要があるでしょう。

また、単に英語を勉強すると良いのでも良いと思います。英語が出来る人は、増えては来ていますが、まだまだ多くないと思います。そのため、英語が出来ると簡単に差別化が可能となります。

さらに、毎月○冊本を読むとかでもいいと思います。ロースクールに入学すると法律のことばかり考えてしまいがちですが、たまには全く関係ない分野の本を読むといいと思います。最終的に法曹として活躍することが目標なら、他の分野にも明るい方がいいでしょう。

 イメージとしては、ロースクールを卒業して、就活の時にアピール出来るものを作っていく感じですね。

ちなみに私は、漫然と過ごしてしまいました。副次的目標を設定しなかったことを後悔しています。 

勉強法の確定

ロースクールに入学すると、勉強量が一気に増えます。私は、そうでした。効率よく勉強するためにも、勉強方法を確立しておいた方がいいです。

特に情報の一元化の方法は、確定しておくべきです。

また、新しく予備校の講座を始めるなら、時間のある、ロースクール入学前のこの時期だと思います。

法律既習者には、アガルートの総合講義100をオススメしています(参照:法学既習者に総合講義100が断然オススメである理由【アガルート】 – 司法試験・予備試験応援サイト)。

勉強法の勉強もしておくべきです。効率的な記憶法など自分にあった勉強法は何なのか勉強しておくと良いと思います。

勉強計画を練る

勉強計画を練りましょう。司法試験の過去問に、いつ着手するのか。短答過去問には、いつ着手するのか。どの演習書を潰すのか。計画しておきましょう。

勉強計画を練るに当たっては、何をやらないと決めるのがポイントとなります。やることは沢山あるので、やらないことを決めるのが良いと思います。

例えば、旧司法試験の過去問をやるのかやらないのか、新司法試験の初期の方の問題をやるのかやらないのか、予備試験の過去問をやるのかやらないのかを事前に決めておくと良いと思います。

選択科目の決定

余裕のある時期に選択科目を決めておくと良いと思います。どの選択科目にするかで、勉強量も変わってきますので、自分の興味関心のみならず、受験戦略的観点から、どの科目がいいのか考えるべきです。

例えば、労働法は、暗記科目です。暗記が出来れば、安定的に得点することが出来ますが、勉強量は多くなります。現場思考が苦手だけど暗記は得意という人に向いている科目だと思います。逆に現場思考が得意で、暗記が苦手だという人には向いていません。

労働法のイメージについては、労働法のおすすめの基本書・判例集・演習書【2019年更新】 – 司法試験・予備試験応援サイトの記事の中で解説していますので解説していますので、参考にしてみてください。

また、ロースクールによっては、二年次の前期に選択科目の授業が開講されることもあるので、やはり入学前に選択科目を決定するのが無難です。

決定するに際しては、実際に過去問を見てみると良いと思います。事案の分量など自分で確かめれることは、自分の目で確かめると良いと思います。

やっとおくとベターなこと

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ここからは、ロースクール入学前にやっておくとベターなことを解説していきたいと思います。

予備試験の短答過去問に着手

ロースクール入試が終わってから入学前までの時間は、意外と多いです。自分の勉強にがっつり取り組む良い期間なので、この間に予備試験の短答試験の過去問に着手すると良いと思います。

ロースクールの授業と並行しながら、短答過去問に取り組むのは、難しいです。特に入学してすぐの期間は、要領よくこなせないので、難しいと思います。

また、どのロースクールに在籍しているかによると思いますが、ロースクール二年次(既習一年目)で、予備試験の短答に合格していると、出来る奴推定が働くので、居心地が良くなると思います。

最初の方で、どのように思われるかは、ゼミの組み方にも影響してきます。充実したロースクール生活を送るために、予備試験の短答に合格して出来る奴推定を頂きましょう。

まとめ

いかがでしょうか。ロースクール入学前の準備について解説してきました。ロースクールでの生活は、あっという間に終わってしまいます。充実した生活を送るためにも、入学前の時期から着実に準備を進めていくべきだと思います。当ブログでは、ロースクール生の夏休みの過ごし方や、ロースクールの入学前に読むべき本も解説していますので、興味ある方は、参考にしてみてください。

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この記事を書いた人

「最小限の努力で最大の成果」を理念に司法試験、予備試験に合格するための勉強法を研究し、予備試験に合格(論文300台位、口述2桁)し、翌年1発で司法試験に合格(総合順位100番台)。現在は弁護士として企業法務系法律事務所に所属しながら、司法試験、予備試験に合格するためのノウハウを発信する。

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