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【2024年】法学部生におすすめの法律系資格6選【就活生から法曹志望まで】

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法律科目で「可」を連発、第二外国語は再履修──そんな“しがない法学部生”だった僕が、予備試験に合格(論文300番台・口述2桁)→翌年司法試験一発合格(総合順位100番台・7科目オールA)できた理由とは?
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法学部で学んでいる皆さんの中には、「将来どの資格を目指せばいいのだろう?」と悩んでいる方も多いでしょう。法律に関する資格は多岐にわたり、それぞれが異なる専門性とキャリアパスを提供します。

この記事では、法学部生に特におすすめの資格を詳しく解説し、各資格の魅力や難易度、キャリアに与える影響について考察します。自分に最適な資格を見つけるための一助になれば幸いです。

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目次

法学部生におすすめの資格一覧

1. 行政書士

行政書士は、官公庁に提出する書類の作成や、企業や個人の依頼に応じて法律文書を作成する専門家です。この資格は、書類作成のプロフェッショナルとして、幅広い業務をカバーします。企業の法務部門での就職や、個人事務所を開業する際にも役立つ資格です。

おすすめポイント

  • 勉強時間: 600時間程度
  • 合格率: 約10~12%
  • メリット: 法学部生が学ぶ法律知識をフルに活かせる。独立開業も視野に入れられる資格で、汎用性が高い。
年度受験者数合格者数合格率
令和4年度47,850人5,802人12.13%
令和3年度47,870人5,353人11.18%
令和2年度41,681人4,470人10.72%
令和元年度39,821人4,571人11.48%
平成30年度39,105人4,968人12.70%
直近5年間の行政書士試験合格率

行政書士資格は、法学部生がすでに学んでいる憲法や民法の知識を活かしやすい点が魅力です。

また、合格までに要する時間も比較的短いため、大学生活の中で取得を目指すことが十分可能です。

行政書士試験の試験科目は以下のとおりです。

  • 憲法
  • 行政法
  • 民法
  • 商法
  • 基礎法学
  • 行政書士の業務に関して必要な基礎知識

2. 宅建士(宅地建物取引士)

宅建士は、不動産取引の公正さを保つための国家資格で、不動産業界での信頼性を高めるために不可欠な資格です。宅建士は主に物件の売買や賃貸契約の締結など、不動産取引に深く関わります。

おすすめポイント

  • 勉強時間: 300〜400時間
  • 合格率: 約15〜17%
  • メリット: 短期間で取得可能で、不動産業界への就職が有利に。
年度受験者数合格者数合格率
令和5年度233,27640,02517.2%
令和4年度226,04838,52517.0%
令和3年度12月実施分24,9653,89215.6%
令和3年度10月実施分209,74937,57917.9%
令和2年度12月実施分35,2614,61013.1%
令和2年度10月実施分168,98929,72817.6%
令和元年度220,79737,48117.0%
平成30年度213,99333,36015.6%
直近5年間の宅建士試験合格率

法学部で学ぶ民法の知識が活かされるため、試験勉強もスムーズに進むでしょう。特に、不動産関連の法律に関心がある学生にとっては、実践的かつ就職活動でのアピールポイントとなります。

宅建士試験の試験科目は以下のとおりです。

  • 宅建業法
  • 民法など
  • 法令上の制限
  • 税・その他

3. 社会保険労務士(社労士)

社会保険労務士は、労働法や社会保険に関する法律知識を活かし、企業の人事労務管理を支援する専門家です。労働契約の作成や社会保険手続きの代行、労働問題の相談対応など、企業内で幅広い役割を担います。

おすすめポイント

  • 勉強時間: 800〜1300時間
  • 合格率: 約6〜7%
  • メリット: 労働法に強く、企業の人事部門や労務管理で重宝される資格。
年度受験者数合格者数合格率
令和5年度42,7412,7206.4%
令和4年度40,6332,1345.3%
令和3年度37,3062,9377.9%
令和2年度34,8452,2376.4%
令和元年度38,4282,5256.6%
直近5年間の社会保険労務士試験合格率

法学部生が学ぶ労働法や社会保険制度に関連する知識が試験範囲に含まれるため、勉強がしやすいのが特徴です。将来、企業の人事部門や労務管理の分野でキャリアを積みたい学生におすすめです。

社労士試験の試験科目は以下のとおりです。

  • 労働基準法
  • 労働安全衛生法
  • 労働者災害補償保険法
  • 雇用保険法
  • 労働保険の保険料の徴収等に関する法律
  • 労務管理その他の労働に関する一般常識
  • 社会保険に関する一般常識
  • 健康保険法
  • 厚生年金保険法
  • 国民年金法

4. 司法書士

司法書士は、不動産や商業登記、裁判関連の法律事務を専門とする資格です。登記の専門家として、個人や企業の権利関係を法律的に確保する役割を果たします。

おすすめポイント

  • 勉強時間: 3000時間
  • 合格率: 約3〜4%
  • メリット: 法律事務全般に携われるうえ、独立開業の道も開ける。

司法書士は特に民法や商法に関する深い知識が要求されますが、法学部生ならその学びを直接活かせます。また、司法書士の仕事は多岐にわたり、将来的に幅広い法律業務に関わることができます。

司法書士試験の試験科目は以下のとおりです。

  • 憲法
  • 民法
  • 刑法
  • 商法(会社法を含む)
  • 民事訴訟法・民事執行法・民事保全法
  • 司法書士法
  • 供託法
  • 不動産登記法(択一式・記述式)
  • 商業登記法(択一式・記述式)

5. 弁理士

弁理士は、知的財産権(特許、意匠、商標など)の専門家として、特許庁への出願や登録業務を行います。特に技術革新が進む現代において、企業の知的財産戦略において重要な役割を果たします。

おすすめポイント

  • 勉強時間: 3000時間
  • 合格率: 約8〜9%
  • メリット: 知的財産分野での専門性を持ち、企業のR&D部門などで活躍できる。

弁理士試験は、法学部で学ぶ基礎法学を活かせる科目が多く含まれており、特に知的財産法に関心がある学生には非常に有利な資格です。理系の知識がなくても、特に商標や著作権関連で活躍できるチャンスがあります。

弁理士試験の試験科目は以下のとおりです。

  • 特許法
  • 実用新案法
  • 意匠法
  • 商標法
  • 工業所有権に関する条約
  • 著作権法
  • 不正競争防止法

6. 司法試験・予備試験

司法試験は、裁判官、検察官、弁護士といった法曹三者を目指すために必要な国家試験です。その前段階として、法科大学院を経ずに司法試験受験資格を得られるのが予備試験です。

おすすめポイント

  • 勉強時間: 3000〜10000時間
  • 合格率: 予備試験約3.6%、司法試験約45.5%(予備試験経由)
  • メリット: 法曹として幅広いキャリアを開くことができ、法律事務全般に精通できる。

司法試験合格者は、法律業務の幅広さ、社会的地位の高さ、そして高収入が見込めることから、非常に魅力的な資格です。法学部生なら、予備試験に挑戦することで、大学在学中に司法試験の受験資格を得ることが可能です。予備試験の合格率は低いものの、合格すれば司法試験において非常に有利な立場に立てます。

司法試験の試験科目は以下のとおりです。

  • 憲法
  • 行政法
  • 民法
  • 商法
  • 民事訴訟法
  • 刑法
  • 刑事訴訟法
  • 選択科目

法学部生におすすめの資格の難易度ランキング

以下は、法学部生におすすめの資格を難易度順にまとめたランキングです。各資格に必要な勉強時間と、その資格を取得するメリットを踏まえ、自分に合った資格を選ぶ際の参考にしてください。

1位 司法試験予備試験 – 3000〜10000時間

最も高難易度で、長時間の勉強が必要ですが、資格の汎用性と社会的地位が非常に高いです。

2位 司法書士 – 3000時間

登記業務に特化した高難易度の資格で、独立開業も可能。幅広い法律知識が必要です。

3位 弁理士試験 – 3000時間

知的財産権の専門家として、特に技術系企業での需要が高い資格です。

4位 社会保険労務士 – 800〜1300時間

労働法に強い資格で、企業の人事・労務管理において重宝されます。

5位 行政書士 – 600時間

法学部生にとって学びやすい資格で、短期間での取得が可能です。

6位 宅建士 – 300〜400時間

不動産業界でのキャリアを目指す法学部生に最適で、比較的短期間で取得できます。

小括

法学部生が将来のキャリアを考える際、資格の取得は非常に有効な手段となります。

特に、司法試験や予備試験は、法曹を目指す学生にとって挑戦する価値が非常に高い資格です。

一方で、行政書士や宅建士のように、比較的短期間で取得できる資格も、

法学部生にとっては、実践的な法律知識を活かしてキャリアをスタートさせるための重要なステップとなります。短期間で取得できる資格は、就職活動においても強力な武器となり、企業側から見ても即戦力としての評価を得られやすいでしょう。

法律系資格選びのポイント

法学部生が資格を選ぶ際には、いくつかのポイントを考慮することが大切です。以下の要素を参考に、自分に最適な資格を見つけてください。

キャリアの目標

最終的にどのようなキャリアを築きたいのかを明確にすることが、資格選びの基本です。たとえば、法曹三者を目指すのであれば、司法試験は不可欠な選択となります。一方、企業の法務部で働くことを目指すのであれば、行政書士や社労士などの資格も有力な候補となるでしょう。

法律の専門職を目指すのであれば、司法試験予備試験、弁理士試験、司法書士試験、社労士試験に挑戦されるとよいでしょう。

これらの試験は、就活と並行して取得するのは難しく、覚悟を決めて取り組む必要がある試験です。

他方で、就活を有利に進めるのが目的であれば、行政書士試験、宅建士試験が良いかと思います。決して簡単な試験ではないですが、法学部生で取得されている方は結構います。

勉強に充てられる時間

大学生活の中で、どれだけの時間を資格取得の勉強に充てられるかも重要な要素です。司法試験のように長時間の勉強が必要な資格を目指す場合は、計画的な学習スケジュールが求められます。一方、短期間で取得できる資格であれば、大学の授業やアルバイトとの両立も可能です。

司法試験は極めて難易度が高いですが、法科大学院に進学することで比較的挑戦しやすいでしょう。

法科大学院については、以下の口コミサイトが参考になります。

#ロースクールはいいぞ
#ロースクールはいいぞ 法科大学院の口コミサイト

資格の汎用性

取得した資格がどれだけ広範な業務に応用できるかも考慮すべきポイントです。たとえば、司法試験に合格すると、法律に関連するほとんどの業務に携わることができます。

また、弁護士資格を持っていれば、行政書士や司法書士としての業務もカバーできます。資格の汎用性が高ければ、キャリアの幅が広がり、将来の選択肢も増えるでしょう。

社会人になってから資格試験に挑戦する人が結構いますが、比較的時間に余裕のある学生時代に取得しておく方がよいでしょう。

年収・将来性

資格を取得することで得られる収入や将来性も見逃せないポイントです。弁護士や司法書士は高収入が期待できる職業ですが、その分、資格取得までのハードルも高くなります。自分のライフスタイルや将来のビジョンに合わせて、どの資格が最も魅力的かを考えてみてください。

将来の年収を高くしたいのであれば、できるだけ法学部時代に高難易度の試験に挑戦するとよいでしょう!

大学在学中に資格取得を目指すメリット

大学在学中に資格を取得することで、就職活動や卒業後のキャリアにおいて有利な立場を築くことができます。以下に、大学在学中に資格を取得するメリットをいくつか挙げます。

就職活動でのアピールポイント

資格を持っていることは、企業に対してあなたが自発的にスキルを磨き、目標に向かって努力を重ねてきたことの証明となります。特に法律系の資格は、企業の法務部やコンプライアンス部門での採用において大きなアドバンテージとなります。

大学の学びと資格勉強の相乗効果

法学部での学びと資格勉強は、相互に補完し合います。大学での講義で学んだ知識を資格勉強に活かすことができ、また資格勉強で得た実践的な知識が大学の成績向上にも寄与します。この相乗効果により、効率よく学びを深めることができるでしょう。

キャリアの選択肢を広げる

資格を取得することで、卒業後のキャリアの選択肢が大幅に広がります。弁護士や司法書士として独立開業する道、企業内で専門家として活躍する道、さらには国際的なフィールドでの活躍など、多様なキャリアパスが開かれます。

まとめ

法学部生にとって、資格の取得は将来のキャリアを形作る大きな一歩です。行政書士、宅建士、社会保険労務士、司法書士、弁理士、そして司法試験・予備試験など、それぞれの資格には異なる魅力と挑戦があります。

自分の目標やライフスタイルに合った資格を見つけ、早めに取り組むことで、将来のキャリアに確かな基盤を築くことができます。

資格取得は決して簡単な道のりではありませんが、その努力が報われたとき、得られるものは非常に大きいです。大学生活を充実させるためにも、ぜひこの機会に資格取得にチャレンジしてみてください。

長い道のりですが、どの資格も最終的にはあなたのキャリアにおいて大きな資産となるでしょう。計画的に学び、着実に目標を達成してください。あなたの未来が明るいものであることを心より願っています。

法律系資格に挑戦したい方は、以下の記事を参考に、資格予備校の情報を収集しましょう。以下の記事は、司法試験予備校を解説したものですが、司法試験予備校として定評がある資格予備校を選ぶのが、法律系資格予備校の選ぶポイントです。

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ロッポ―|内向型・努力型・司法試験合格者
法律科目で「可」を連発、第二外国語は再履修──そんな“しがない法学部生”だった僕が、予備試験に合格(論文300番台・口述2桁)→翌年司法試験一発合格(総合順位100番台・7科目オールA)できた理由とは?
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・弁護士として働きながら、ひそかに金融資産1億円を目指す堅実派。
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