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ロースクール生の夏休みの過ごし方【ロースクール卒業生が解説】

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シホウ
このサイトの監修者情報
「最小限の独力で最大の成果」を理念に司法試験、予備試験に合格するための勉強法を研究し、予備試験に合格(論文300番台、口述2桁)。翌年1発で司法試験に合格(総合順位100番台)。現在は弁護士として企業法務系法律事務所に所属しながら、司法試験、予備試験に合格するためのノウハウを発信する。

今回は、ロースクール生の夏休みの過ごし方について、私の実体験を元におすすめの過ごし方を解説したいと思います。

夏休みの過ごし方は、在学年次にもよるので、ロースクール二年次(既習一年目、未習二年目)、ロースクール三年次(既習二年目、未習三年目)に分けて解説していきたいと思います。

目次
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ロースクール二年次(既習一年目、未習二年目)

ロースクール二年次の夏休みは、一番時間的に余裕のある長期休暇だと思います。司法試験の本番までは、まだ一年半以上もあります。また、前期を終えた達成感もあることでしょう。そのため、ダラダラと過ごしがちです。

私も実際のところ、前期をやりきった達成感からあまり勉強出来なかったと記憶しています。

しかし、長期休暇は、周りの受験生に差をつける絶好の機会ですから、全力で勉強すべき期間です。

司法試験の論文過去問に着手

司法試験の論文過去問に着手しましょう。早すぎるなんてことは無いと思います。平成18年から新司法試験が始まり、すでに過去問は14年分あります。かなりの量です。早いなんてことはありません。この時期から新司法試験の過去問に取り組むべきです。

また、ロースクールによっては、あまり司法試験を意識した授業がされていないこともあるので、司法試験で問われる能力を確認する機会としても取り組むべきです。

まずは、時間を測って解きましょう。この時期では、司法試験の問題は難しくて、挫折すると思いますが、我慢して解きましょう。ローの友達と一緒に解いてもいいと思います

答案を作成して、答案を共有して、コメントをお互いにしましょう。他人の答案を読むことと自分の答案を他人に読んでもらうことは非常に重要なことです。

前期の復習

時間的に余裕がある時期に復習をしておきましょう。ローの授業はレベルが高いため、ローの授業で学習したことを答案化出来れば十分に合格答案です。

司法試験前に確認出来るように、前期に学習した内容をまとめておきましょう。また、分からない点があるのなら、そのままにせず、優秀な友人か教授に質問して、疑問点を解消しておくべきです。

検察官体験プログラムに参加

せっかくの夏休みなので、学外のプログラムに積極的に参加しましょう。毎年、夏休みには、ロースクール生対象の検察官体験プログラムが行われています。

検察庁の見学や検察官の業務(模擬取り調べ)を体験することが出来ます。検察官に興味がない人であっても、かなり面白いプログラムなので参加をおすすめします。検事と話せる貴重な機会でもあります。

法定傍聴プログラムに参加

裁判官の体験プログラムもあったと思います。法廷傍聴をして、裁判官に質問することが出来るようなプログラムです。こちらも毎年夏休みに開催されていると思いますので、調べて参加すると良いと思います。裁判官と話せる貴重な機会でもあります。

各ロースクール宛に連絡が来ると思いますが、心当たりのない方は、ググって自分で申し込むといいと思います。

法律事務所サマークラークに参加

法律事務所のサマークラークにも参加してみましょか。二年次でも参加出来るものがあります。法律事務所のウェブサイトを確認して応募してみましょう。日当もあるので、参加出来るとラッキーです。

その他外部セミナー、講演会への参加

最近は、ロースクール生の夏休みを狙った各種セミナーが開催されいたりします。ネットやSNSで情報収集をして、気になる勉強会やセミナーがあったら積極的に参加してみると良いと思います。

ロースクール三年次(既習二年目、未習三年目)

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次にロースクール三年次の夏休みの過ごし方について解説したいと思います。

ロースクール三年次は、勉強するべきです。学外プログラムの参加も極力避けて、勉強に集中するべきだと思います。

過去問を徹底的にやる

私も三年次の夏休みは、毎日過去問を解いていました。毎日解いても、夏休みだけでは解ききることが出来ません。そのくらい、過去問が蓄積されています。

三年次の夏休みは、過去問を潰す絶好の機会ですから、この時期に一気に潰すと良いと思います。

午前中に過去問を解き、午後からはアガルートの解説講義を聞いて、夜は復習と次の日受ける科目の論証暗記をしていました。この時期は、1日があっという間に終わっていたように記憶しています。

また、短答の過去問の時間も確保していました。私の場合、予備試験対策として短答対策はしていたので、少ない時間で足りましたが、予備試験で短答対策をしてこなかった方は、もっと時間が必要になるので、短答対策の時間も確保したいところです。

勉強計画の修正

また、この時期になってくると、可処分時間が限られてきます。もう一度、司法試験本番までの勉強計画を見直すのも良いと思います。

この時期からは、やらないことを決めることが大変重要になってきます。司法試験に間に合うということはあり得ません。受験生全員が、間に合っていない中で受験をしています。

この絶対に勉強が間に合わない仕様の中で、いかにやらないことを決めるかは大変重要です。

今まで開いてきた勉強を閉じていく段階に移行しなければなりません。新しく口座を受講するなどは、避けて今まで学習してきたものをしっかり習得していくことに注力していくべきです。

短答対策をどこまでやるのか。徹底的にやりこむときりがありません。自分のなかでどこまでやって、どこまでやらないのかを決めておきましょう。

まとめ

いかかでしょうか。貴重な長期休暇を後悔のないように過ごせるように、私なりのご提案をさせていただきました。少しでも参考になれば幸いです。長期休暇の間に、勉強法を改善したい方には、勉強法に関するおすすめ本10選勉強効率化アプリの記事をご覧ください。

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この記事を書いた人

「最小限の努力で最大の成果」を理念に司法試験、予備試験に合格するための勉強法を研究し、予備試験に合格(論文300台位、口述2桁)し、翌年1発で司法試験に合格(総合順位100番台)。現在は弁護士として企業法務系法律事務所に所属しながら、司法試験、予備試験に合格するためのノウハウを発信する。

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