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ロースクール入学前に読むべきおすすめの本【絶対に役に立つ】

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シホウ
このサイトの監修者情報
「最小限の独力で最大の成果」を理念に司法試験、予備試験に合格するための勉強法を研究し、予備試験に合格(論文300番台、口述2桁)。翌年1発で司法試験に合格(総合順位100番台)。現在は弁護士として企業法務系法律事務所に所属しながら、司法試験、予備試験に合格するためのノウハウを発信する。

今回は、ロースクール入学前に読むべき本をご紹介したいと思います。

最近は、ロースクール生の夏休みの過ごし方や、ロー入学前の準備などロースクールに関する記事を書いていますが、今回は、ロースクール入学前に読むべき本に特化した記事となっています。

ロースクール生活に速やかに適応するために、ロースクール入学前に読んでおくべき本があります。今回は、ロースクール卒業生の筆者が、ロースクール入学前に読んでおけばよかったと思う書籍をご紹介していきます。

目次
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なぜ、ロースクール入学前に勉強するべきなのか

まずは、なぜロースクール入学前に勉強をすべきなのか解説したいと思います。

自身の司法試験合格可能性を高めるためにロースクール入学時の学力を上げるべき

ロースクール卒業生の筆者の経験からすると、ロースクール入学時の学力とロースクール卒業時の学力は、強い相関関係があります。ロースクール入学時に成績がよかった人は、そのまま良い成績で卒業されていく人がほとんどです。そして、ロースクールでの成績が上位であればあるほど、司法試験合格率も高いす。これは、明らかな事実です。

そうすると、自身の合格可能性を高めたいのなら、ロースクール入学時の学力を上げるべきです。

「ロースクールに入ってから勉強する」は甘い

「ロースクールに入ってから勉強する」は甘い考えです。

ロースクールに入ると忙しいですし、朝から晩までみんな勉強しているので、ロースクールに入ってから追い越すのは簡単ではありません。周りがあまり勉強していない時期であるロースクール入学前こそ必死に勉強するべきなのです。

以下、ロースクール入学前に読んでおくべき書籍をご紹介します。ロースクール入学前に必死に勉強して、司法試験合格を確実なものにしましょう。

ロースクール入学前に読んでおくべき書籍

1 完全講義民事裁判実務の基礎入門編

ロースクールの授業の特色として、実務科目があること挙げられます。模擬法廷を使った授業や、事件教材を使った授業や、要件事実や法曹倫理の授業があります。

法学部在学時に、実務科目を勉強してこなかった方がほどんとだと思います。筆者自身も、実務寄りの勉強はしてきませんでした。

特に、要件事実は、実体法の理解をベースの考え方ですが、つまづきやすいと思います。要件事実的な発想があり、この発想に慣れないと要件事実的に事案を分析するのは難しいです。

また、ロースクールの民法の授業でも、かなり要件事実を重視した授業が展開されています。ロースクール自身が実務家養成機関であるため、当たり前なのですが、今まで試験対策しかしてこなかった方は、戸惑うと思います。

私も、要件事実があまり得意でなく、面食らった過去があります。

少なくとも要件事実の基礎的な部分は、ロースクール入学前に勉強しておいて損はないと思います。将来の自分を助けるためにも、余裕のあるロースクール入学前に要件事実を勉強しといた方がいいです。

また、予備試験の受験を考えているなら、必ずやっといた方がいいです。短答式試験が終わってからでも間に合うという意見もありますが、個人的にはそんな短期間に習得できるものではないと思います。

本書は、要件事実の基礎基本(予備試験レベルならこれで足りる)を網羅しています。また、放送倫理や事実認定にも対応しているので、ロースクールの授業対策としては十分だと思います。

平易な文章で書かれていますし、つまづき易いポイントを的確に解説されているので、サクッと読めと思います。民法の復習にもなるので、非常におすすめの一冊です。

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2 事例で学ぶ刑事弁護入門

ロースクールの授業では、刑事事件の記録教材を使った講義があります。どのような流れで刑事手続が進行されていくのか、どのタイミングでどのような不服を主張できるのか。ロースクール入学前に勉強しておくとアドバンテージになります。

刑事実務をロースクール入学前から勉強している学生は少ないため、先回りして勉強しておくと、良い成績を取り易いと言えます。コスパのいい科目です。

本書『事例に学ぶ刑事弁護入門』では、4つのモデルケースを題材に、事件の受任から弁護方針を完結するまでの刑事弁護人の活動をサンプル書面を通じて勉強することができます。

類型証拠開示請求や保釈請求など実務では大変重要でありながら、法学部であまり勉強しないテーマです。もちろん、ロースクールでは実務家教員にがっつり突っ込まれるテーマなので、先回りして勉強しとくのがベターです。

また、類型証拠開示や保釈請求は、予備試験の刑事実務でも頻出のテーマです。

事例に学ぶ刑事弁護入門―弁護方針完結の思考と実務 (事例に学ぶシリーズ)
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3 勉強法に関する本

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上記二冊の他には、勉強法に関する本を読むことをおすすめします。勉強法の重要性は、以前に言及したところです。ロースクールに入ると分かるんですが、めちゃくちゃ勉強しているのに、成績が伸びない層があります。私が考えるに、こういう人たちは勉強の仕方が悪いです。非効率な勉強をしているか、試験対策という視点が抜け落ちています。

これからの2〜3年のロースクールでの勉強の成果を最大化するためにも、勉強法を研究しておくべきです。

最後に

いかがでしたでしょうか。今回は、とにかくロースクール入学前の勉強の重要性をお伝えしたく、本記事を執筆しました。手遅れとならないように、先手先手を考えて行動したいところです。

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この記事を書いた人

「最小限の努力で最大の成果」を理念に司法試験、予備試験に合格するための勉強法を研究し、予備試験に合格(論文300台位、口述2桁)し、翌年1発で司法試験に合格(総合順位100番台)。現在は弁護士として企業法務系法律事務所に所属しながら、司法試験、予備試験に合格するためのノウハウを発信する。

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