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合格マインドセット-地頭ではなくマインドが結果を左右する司法試験の世界-

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シホウ
このサイトの監修者情報
「最小限の独力で最大の成果」を理念に司法試験、予備試験に合格するための勉強法を研究し、予備試験に合格(論文300番台、口述2桁)。翌年1発で司法試験に合格(総合順位100番台)。現在は弁護士として企業法務系法律事務所に所属しながら、司法試験、予備試験に合格するためのノウハウを発信する。

司法試験受験生の皆様、勉強お疲れ様です。司法試験本番のことを想像してみてください。ワクワクしますか、不安になりますか。

多くの方は、不安を感じているのではないでしょうか。不安を感じることは、司法試験という人生を賭けた挑戦へ挑んでいるため、当然のことです。司法試験に合格した人に「メンタル」のことを聞いても、合格者した人でさえ、「受験期間中に、何度もメンタルの落ち込みを経験していた」という話を聞くことは多いです。

多くの人が経験する落ち込みですが、落ち込んでいる時には勉強に集中できないことが多くなるなど、時間を無駄にしてしまった経験の方も多いのではないでしょうか。そのため、試験本番までにできる限り、メンタルが落ち込んでいる時期を減らし前向きに勉強のことだけを考えて勉強を進めたいですよね。

私もロースクールのソクラテスメッドで大失敗をした時や、期末試験で悪い評価を喰らった際には、酷く落ち込みました。このメンタルの落ち込みで、司法試験本番までの限られた時間を浪費してしまったことが、勉強の進行にも、心の健康という面にも悪影響を及ぼしたと考えています。そのため、是非皆様にも、改善した方法を共有させていただきたいです。

そこで今回では、司法試験の受験を決意した当初のモチベーションを維持し、メンタルの落ち込みを防ぐためのメンタルケア術について解説していきたいと思います。

司法試験の勉強における最大のリソースは、自分自身です。その最大のリソースである自分自身のパフォーマンスを向上するためには、精神的安定が不可欠です。本章で紹介するメンタルケア術を実践し、合格マインドを作っていきましょう。

目次
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法曹は「実力勝負の世界」

精神論の話になりますが、法曹の世界は、実力勝負です。

学歴や司法試験の成績などは、就職活動では考慮されますが、実務の世界に出れば関係ありません。成功するかどうかは、その人の腕次第。それが、法曹という世界です。

また、昨今では、弁護士であるから稼げると言う時代でもありません。法曹としての資質がなければ淘汰される時代でもあります。このような時代あることを考えると、小手先のテクニックで万が一にも司法試験に合格してしまえば、その後苦労することは明白です。

受験生としては、論証の丸暗記などの小手先のテクニックなどに惑わされることなく、地道な努力を重ね実力を付けていく必要があります。

司法試験の不安を緩和する唯一の方法は、勉強をすること

司法試験に対する不安は、合格するまで付き纏うものです。これまでどれだけ優秀な成績を残してきた人でもあっても、司法試験が近づけば近づくほど不安になるものです。まして、自分が思ったような成績を出すことができなかった受験生は、さらに不安を抱えやすいと思います。

人生を懸けて挑戦しているのですから、不安になるのは当然です。

それでは、どうすれば、司法試験に対する不安を解消することができるのでしょうか。

司法試験の受験を諦めると言う方法もありますが、ここでは割愛します(司法試験の受験を諦めると言う判断も立派ですが、今回の趣旨から外れます)。

司法試験に対する不安を緩和する唯一の方法は、勉強をすることです。突き詰めれば、これしかありません。すべての不安の元を探ってみると、ほとんどが、「司法試験の合格水準に達していないこと」が不安を生みだしており、試験勉強中の頭によぎってしまうのです。

これを覆すには、勉強するしかありません。大切なことなので、この点は、常に意識されていると良いと思います。不安を取り除く最も効果的な方法は、勉強です。

勉強の質や量は一定にする

しかし、やはり不安を感じ、落ち込んでいるときには、勉強がはかどらなかったり、つい検索エンジンでいろいろ調べてしまったりすることは、だれしも陥りやすい行動です。

しかし、不安を感じているときこそ、勉強を継続してください

どのような時でも、「勉強の質」と「勉強の量」を一定に保ち、続けていくことが、合格に向かうために効果的なマインドセット法であると考えています。

調子に合わせて勉強の量・質を変えるのではなく、調子がどうであろうと、やる気がどうであろうと、勉強の量・質を一定に保つようにすれば勉強が継続しやすくなります。

長い目で考える

目先の期末試験や、答練の成績ばかりに拘らない

勉強の目的は、期末試験や答練で高得点を取ることではなく、法試験に合格することです。当たり前のことですが、時間が経過すると、意識できていない方も少なくありません。

例えば、法科大学院の学生の中には、あまりにも期末試験の成績に固執している方がいます。期末試験の前日に徹夜をする人、複数の先輩に頼み込み、まとめノートの獲得に注力する人、中には、試験開始の合図の前に、禁止されているのに、問題文を裏返すなど不正行為をしてしまう人もいます。奨学金や将来の進路の問題でどうしても良い成績を取らなければならないという人もいるかもしれませんが、このような姿勢の方が、司法試験にスムーズに合格できるとは思えません。

あくまでも、期末試験や答練は、司法試験に合格するための勉強手段です。この点は、よく意識されておくと良いと思います。

他方、期末試験や答練などは、第三者より答案の評価を頂ける、貴重な機会ということを再確認してください。

受験生としては、この勉強手段をフル活用するべきです。その時点での期末などの試験時には、実力を測ることが目的と念頭に置くべきでしょう。前日に徹夜して詰め込むなどの方法により、成績をあげることもできると思いますが、これは、実力とは言えません。

期末試験や授業の予習等に圧倒されてしまうかもしれませんが、長い目で向き合い、司法試験に合格するためにはどうすれば良いのかを考え、忘れないようにしましょう。

不安は、力の源泉にもなる

先ほど、不安対策は、勉強するしかないと述べました。とは言え、いくら勉強するしかないと分かっていても、勉強が手につかなくなることもあると思います。頭では分かっていても、感情が付いていけない状態です。

こういう方は、不安がマイナスなことではないという視点があることを理解しましょう。私たちは、不安があるからこそ、その不安の元となっている不足部分に対して対策を取ることが出来る面があります。

不安が、行動の動機付けになるのです。

例えば…

司法試験1年前の時点で、全く不安を感じない人たちと、強い不安を覚えていた人たちを比べると、後者の方が、司法試験の合格率は高いでしょう。

不安と向き合い、その不安の内容を具体化して、不安を取り除けるように実際に勉強するなど行動してみると良いでしょう。

言語化は、最強のアウトプット

常に学ぶ姿勢で勉強に取り組みましょう。

法科大学院や予備校の授業、あるいは、自主ゼミ等でわからないことや疑問点があれば、積極的に発言するようにしましょう。頭の中で考えることと、実際に発言することは、全く次元が異なります。記憶の定着にも繋がりますし、実際に言語化することで、頭の整理にも繋がります。普段から、分からないことがあれば、質問するなどして、積極的に発言するようにしてみてください。

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この記事を書いた人

「最小限の努力で最大の成果」を理念に司法試験、予備試験に合格するための勉強法を研究し、予備試験に合格(論文300台位、口述2桁)し、翌年1発で司法試験に合格(総合順位100番台)。現在は弁護士として企業法務系法律事務所に所属しながら、司法試験、予備試験に合格するためのノウハウを発信する。

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