今回は、資格試験予備校アガルート アカデミーのおすすめの講座をご紹介したいと思います。私は、平成30年度予備試験、令和元年(平成31年)司法試験に合格しましたが、もしアガルート の講座を受講していなければ、合格できていなかったと考えています。
今回は、予備試験・司法試験合格者の筆者が、おすすめのアガルート 講座をご紹介したいと思います。
私が受講したアガルート の講座
まずは、私が合格するまで受講した講座をご紹介します。
私は、以下の講座を受講しました。
重要問題習得講座
旧司法試験・予備試験型答練
司法試験論文過去問解析講座
短答知識完成講座1
全部で6講座です。かなり課金してしまいましたね。笑
それでも予備試験と司法試験に合格でき、一切後悔はないです。
各講座を受講した理由
次に、各講座を受講した理由を簡潔に説明したいと思います。
総合講義100
私は、法学部出身で、大学の講義で法律科目を一通り勉強していました。
そのため、ゼロからの法律を学習する基礎講座ではなく、法学既習者向けの基礎講座を探していました。
法学既習者向けの講座を販売している予備校は、アガルート 以外にもあります。しかし、講座のクオリティー、講座の価格、音声ダウンロードができるなど、諸般の事情に鑑みて、本講座の受講を決めました。友達に勧めされてのが大きかったかもしれません。
講座のクオリティーは、口コミに加えて、実際にお試し受講をして確認しました。司法試験の講師は、有能な方が多いですが、説明が分かりにくいことも少なくありません。司法試験の順位のみで決めるのではなく、実際に、当該講師の講義を試聴してみることを推奨致します。
お試し受講をして、工藤講師の講義は、非常に理路整然としており、かつ、メリハリのあることが分かりました。講義の分かりやすさは重要なポイントでした。法学部の授業を通して、講義の分かりやすさにかなり差があることを知っていたからです。また、司法試験に合格することが最終目標だったので、無駄な勉強を極力減らしたいと思っていました。総合講義100の講義は、工藤北斗先生の長年の受験指導経験より、論点の重要度に応じたメリハリのある講義です。勉強が進んでいなかった私にとって最適な講座でした。
さらに、近時の学説の動向を踏まえて、解説もされているため、最近の学説を踏まえたインプットをすることもできます。
このように、お試し受講をして、非常に魅力的と考えて迷うことなく、総合講義100の受講を決めました。
今でも、この決断は正しかったと考えています。
今回ご紹介する講座の中で、ダントツでオススメしたいのが、『総合講義100』です。
受講後の感想については以下の記事で解説しています。
論証集の「使い方」講座
総合講義の受講がだいたい終わってきて、問題演習を始めようと思っていた時期に、『論証集の「使い方」講座』の受講を開始しました。
論証集の「使い方」講座につきましては、以下の記事を参照ください
本講座は、アガルート講座の中で、最も費用対効果が高い講座です。
重要問題習得講座
『論証集の「使い方」講座』の受講を始めたのと同時期くらいに、『重要問題習得講座』の受講を開始しました。
『重要問題習得講座』の解説につきましては、以下の記事を参照ください。
旧司法試験・予備試験型答練
予備試験短答式試験合格後、論文試験までの間に受講しました。予備試験型の問題演習のために受講しました。予備試験型の問題演習をしたい方にお勧めです。ロースクール経由組は、特に受講する必要はないと思います。
司法試験論文過去問解析講座
司法試験論文過去問解析講座は、こちらの記事でも解説しています。
司法試験の過去問対策をするために、ロースクール入学後から受講を開始しました。本講座に掲載されている模範答案は、工藤先生が、採点実感・出題趣旨を分析して、司法試験委員会の要求に全て応えた、完全解です。
完全解は、受験生がおよそ起案することのできない答案ですが、再現答案の分析の際に、不可欠です。不可欠である理由については、後日記事にしたいと思います。
過去問解説講座は、様々な予備校が販売していますが、私は、本講座を選択してよかったと思っています。本講座のおかげで、法的思考力の底上げに成功したと思っています。
短答知識完成講座1
予備試験の短答対策のために受講しました。司法試験の直前期までお世話になった講座です。担当知識完成講座1は、こちらの記事でも解説しています。
本講座は、憲法・民法・刑法の短答知識のインプット講座です。
そのため、司法試験受験生に非常におすすめです。短答知識のインプットに特化した講義であり、本講座を受講すれば、短答プロパーの知識を習得することができます。
私の場合、短答過去問の演習と本講座の受講で、予備の短答および司法試験の短答式試験のいずれにも合格しています。極力、短答の勉強に時間を割きたくないなら、本講座で効率よく短答対策することが得策です。
司法試験の全受験生にお勧めしたい講座です。
対象者別おすすめ講座
法学既習だけど、司法試験の受験を決意し、これから司法試験の対策を始めたい
私が、アガルート の受講を始めた時と同様の状況にある方には、私が受講した6つの講座のうち、予備試験型答練以外の5つの講座の受講をおすすめします。予備試験経由で、司法試験の合格を目指そうと考えている方には、今回紹介した講座のすべての受講を推奨いたします。
法学既習だけど、インプットをやり直したい
法学既習者だけどインプットをやり直したいという方も多いと思います。私の友人の中でも、他の予備校の基礎講座を受講したけど、分かりにくいから、アガルートでやり直した方も少なくありません。また、試験を攻略するには、網羅的に勉強することが非常に大切ですが、大学の授業は、必ずしも網羅的ではありません。
法学既習者がインプットを網羅的にやり直したいなら、総合行為100、論証集の「使い方」講座、短答式完成講座をおすすめします。
司法試験の合格にむけてアウトプットを始めたい
論文のインプットは、法学部やロースクールの授業、基本書の通読等で足りているという人もいるでしょう。しかし、短答知識は、大学の授業で扱うことは少なく、また、過去問演習をする機会もないと思います。そんな方には、短答式完成講座1と司法試験過去問解析講座をおすすめします。
私の友達の中でも、ロースクールの授業をベースに、基本者や演習書で勉強しているけれども、過去問演習だけは、予備校の授業を利用しているという方は、結構います。
短答知識をインプットしたい
短答対策だけは、予備校を利用したいという人や、短答がどうしても不安という方には、短答知識完成講座1をおすすめします。
個人的には、司法試験アウトプットカリキュラムがおすすめ
私は、上記6つの講座を単品で購入していました。今思えば、かなり損しているように思います。総合講義100の受講を始めた頃は、司法試験の合格のために、どのような講座が必要なのかわかっていませんでした。そのため、必要に応じて、その都度単品で購入していました。結局、6つの講座を単品で購入していますが、アガルートには、セット割りがあります。セット割を利用していればよかったと後悔しています。
セット割の中でも、司法試験アウトプットカリキュラムがおすすめです。
司法試験アウトプットカリキュラムには、総合講義100、論証集の「使い方」講座、重要問題習得講座、司法試験論文過去問解析講座、司法試験型答練が含まれます。単価で購入するよりお得な価格となっています。
今なら、まず、司法試験アウトプットカリキュラムを購入して、短答対策を開始する時期に、短答式完成講座を購入するのが良かったかなと思います。
2019年度版なら、司法試験アウトプットカリキュラムと単品で短答式完成講座を購入しても、50万円を超えません。
非常にお買い得だと思います。
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