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【司法試験対策】身につく問題演習の方法とコツ

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シホウ
このサイトの監修者情報
「最小限の独力で最大の成果」を理念に司法試験、予備試験に合格するための勉強法を研究し、予備試験に合格(論文300番台、口述2桁)。翌年1発で司法試験に合格(総合順位100番台)。現在は弁護士として企業法務系法律事務所に所属しながら、司法試験、予備試験に合格するためのノウハウを発信する。

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今回の記事の対象者は

・問題演習で解けた問題を、本番では上手く解けない人

・期末試験など範囲が限定されていると解けるのに、予備試験などの試験では問題が解けない人

・問題演習をつまらなく感じている人

です。

なぜ問題演習で解けた問題を本番で解けないのか。

皆さんは、こんな経験がありませんか。

問題演習ではいつも解ける問題だったのに、試験で出題されると解答方法が分からなくなる

小テストでは高得点が取れるのに、期末試験では得点が伸びない

勉強している人なら誰でも経験したことのあることだと思います。

私も、普段の問題演習では上手く解答できるのに、予備校の答練や期末試験で似たような出題がされても、解答が分からなくなり、パニックになることがありました。

どうしたらいいのか。なんで問題演習では出来るのに、本番で似たような問題が出題されたら、解けないのか。

塾考して辿り着いたのは、問題演習の仕方が悪いという結論でした

私は、単元ごとにインプットしたら、その単元の問題を解くようにしていました。この方法は、「インプットよりもアウトプット」と言われるように、推奨されるべき学習法だと思います。

しかし、この学習法を続けているだけではダメです。この学習法だと、問題演習に取りかかる際に、頭の中で「今から解く問題には、さっき学習した⚪︎⚪︎単元から出題される」とか「きっと対抗要件の問題だから、登記の移転に注意だな」とか考えていると思います。学習の初期段階では、このようにヒントを与えられている状況で解くことは問題ありません。特定の単元のスイッチが頭の中でオンになっている状態で、問題を解くことはさほど難しいことではなく、学習の初期の段階でも取り組みやすく継続しやすいからです。

他方、私たちが期末試験や予備試験など範囲が広い試験に挑む時、このようなヒントは与えられていません。何が出題されているのか分からない中で、その出題の意図を読み取っていかないといけません。この出題の意図を読み取って、当該事案の問題点を抽出する能力、これが欠けてるため、冒頭の現象になるのだと思います。脳内を検索して必要な情報を引っ張り出す力です。そもそも、記憶を保持することが出来ていないという方は、圧倒的に記憶の定着を促す勉強法 – 司法試験・予備試験応援サイトの記事を参考にしてください。

普段の勉強から、何が出題されているのか分からない問題を解く

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そこで、普段の勉強から、本番と同様の状況、つまり、何が出題されているのわからない状況で解きましょう。常にそうする必要はありませんが、適度に本番と同様の状況で問題演習をするべきです。学習初期の段階を終えて、問題演習をガンガンやっていくべき時期になったら、何が出題されるか分からない状況で問題に取り掛かるべきです。

予備校を理由すると容易いです。予備校の答練は、本番と同様の状況で問題演習に取り組むことが出来ます。

演習書なら、体系順になっていないものを選ぶといいでしょう。

具体的な方法

以下、私が実際にやっていた勉強法をご紹介したいと思います。

私は、ベースの演習書としてアガルート アカデミーの重要問題習得講座のテキストを使用していました。

その記事でも言及していますが、ランダムに解くということをしていました。

重問の問題集でなくてももちろん大丈夫ですが、問題数が多く、網羅的にカバーしている問題集を使うといいと思います。多くの問題集には、すでに各問題ごとに「第18問」のように数字が付されていると思いますが、もしないなら自分で番号を振ってください。あとは、乱数生成アプリで乱数を生成して、該当する問題番号を解きランダムで問題に取り組んでいました。

この方法で例えば、民法の演習書を解くと、時効の問題を解いたら、次は、相続の問題になったりして、フルに脳内を検索して思い出し、解答に当たらなければならなくなります。これが、作出しようとしている状況です。また、この脳内を検索して思い出す行為は、記憶の「想起」に当たり、科学的に有効な記憶方です(参照:圧倒的に記憶の定着を促す勉強法 – 司法試験・予備試験応援サイト)。

この方法でトレーニングを積んでいくと、基礎的な問題が解けないことに気づきます。何もヒントが与えられていない状況で思い出しながら解くということは思ったより大変なことであることに気づくことが出来ると思います。

まとめ

いかがでしたか。この勉強法、やっていただけると分かりますが、意外と簡単な問題でも「あれなんだっけ。確か判例があった気がするけど正確に思い出せない」など自信持って解答できる問題は多くありません。単元を一つ一つ潰していく方法でもいいですが、たまには、ランダムに解くということを取り入れてみてください。

また、論点の復習・判例の復習にも導入すべきです。百選も判例に番号を振ってあるんで、すぐ使えますね。どの判例を復習するか悩んだら、乱数生成アプリで決めるというのもありだと思います。

さらに、乱数を使って解くと、ゲーム感覚にもなるんで楽しく感じると思います。勉強に飽きてきた時に、ゲーム感覚で解く。こういう取り入れ方も良いでしょう。

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この記事を書いた人

「最小限の努力で最大の成果」を理念に司法試験、予備試験に合格するための勉強法を研究し、予備試験に合格(論文300台位、口述2桁)し、翌年1発で司法試験に合格(総合順位100番台)。現在は弁護士として企業法務系法律事務所に所属しながら、司法試験、予備試験に合格するためのノウハウを発信する。

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